『社長のボヤキ』
2004.3.24
朝から晩まで忙しい。大分準備はしていたが、駆け込みの仕事が絶え間なく入って来る。
昨夜の役員会でもう終わりと思っていたら、辞令交付を忘れていた。アフガン・パキスタン調査旅行のため、4月1日施行人事の繰り上げ交付と云う訳だ。
集中できない。「サァ、やろう」とすると、「社長どうしましょう。」数ヶ月前よりトレーニングしていた社内システムが多分正常に機能しているのだが、このシステムは非常時に弱い欠点があったようだ。
『カリスマ性』と云えようか、独断的な対応から要所要所に思考と知恵を加え、いわゆるリスクを回避するシステムを考えたつもりであったが、まだ、「知恵」の部分が不足しているので、この様な結果を招くのであろうか。反省はするけれど、自分自身の能力が低いので・・・とは、社長、特に私は考えないのが特徴である。「コンサルでも入れれば?」と友達に模範回答を云うのだが、コンサルされる位なら、「社長を辞めた方が良い」と、心底思い詰める自分がうらめしい。
「自信がなくては、社長は務まらない」と頭から決め付けているのだが、弱点をつかれると夜も眠れない位、悩むのである。
そうそう、我が人生に数度、コンサルなる人達に救いを求めたことがあった。人間的に納得できなかった人達が多かったからかも知れない。余り良い思い出はない。
「自己中心的」「独断先行」と云われるのは、その辺から来ているのであろう。「嫌いなものは嫌い」なのである。マニュアルしか教えることの出来ないコンサルならば、雇ってもしょうがないのである。コンサル自身、それで行けるならば、御自分で起業すれば相当行ける筈である。総合コンサルを出来得る人物は世にそんなには存在しない。そんな風に思うから、ひたすら自分を「イジメル」結果になる。良く判っている。本当に良く判っているんだが、賢者に云わせると「何も判っていない」と頭からどやされる。
帰国したら、いかに「ラク」をするかをもう一度考えてみよう。「バカは死ななきゃ直らない〜」ですかネ。御同類の皆様・・・。
そして今日もウィスキーと共に一日が終わるのでした。
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