『社長のボヤキ』
2004.4.8
昨日の疲れがまだ取れていない。と云うよりもアルコールの摂り過ぎか、アル中に近くなっているのかも知れない。「あおる飲み方」なんだそうだ。度数の高いアルコールを、キュッと呑んでいるつもりであるが、周りから見ると「あおる」なんでしょう。一杯で終れば良いものを、ドンドンいってしまう。この辺が良くないんでしょうな。
ウヰスキーの水割りはウヰスキーがかわいそうだし、ストレート、それもショットグラスでピッとやる。はじめは、胃とのどが何とも云えぬ快い刺激で喜び出し、カーッと熱くなる。適量の水で臓腑を冷やしもう一杯やると、今度は無性にウヰスキーが甘くなる。甘くなるからもう一杯。鼻から熱い風がポーンと抜ける。そしてもう一杯。今度、天国にでも行った様なフワフワ感・・・。タマラナイ・・・。
気がつけば社長室で完璧に「出来上っている」。従って、三日でジョニ黒が空っぽ・・・。秘書さんはそれこそ、切らすと機嫌が悪くなるとのことで、ケース単位で在庫している。
本人は、しごく真面目にしているつもりであるが、やっぱり機嫌が悪いらしい。「至福の時間を過ごせない」ことに対するいらだちが顔に出るのか。困ったもんである。
今晩より、4日間位「酒止め」。小生は一旦決めると、必死で決めたことを守ろうとする。物事全てこの調子であるから、周囲の人達に迷惑がかかるのであろうか。何事も、余り一生懸命やりすぎるのは良くないし、長続きしないと云われれば、逆にやりすぎ、長続きさせる。誠に扱いにくい性格だと、自分自身でも変に納得したり、まぁ毎日忙しい。
つい10年前までこのような性格、習性はノーマルだと、つまり他人様もこうだと決めつけていた自分が恐ろしい。特別なんでしょう・・・ナ。
さて、今回のshort tripの最大の狙いは、日本がドナーとなっているD・D・R班との面談にあったことは以前少し書いたが、一息ついて読み直してみる。武政君と作ったものだが、現実になりそうかどうか考え直す必要がありそうだ。おさらいの為もう一度・・・。
********************************************************************************
DDR班との面談依頼事由書
○ 訪問の経緯
アフガン難民対策薬剤師団第一次派遣調査隊は2002年1月にパキスタンのアフガン難民キャンプ数箇所を訪問し、薬剤師の視点で今何が求められているかを察知してきた。
結論的には支援のポイントは以下の3点に集約されると判断した。
1. 難民キャンプを含め現地の医療環境が劣悪なまま改善を見せない根本原因は「衛生思想の欠如」にある。したがって医療支援の中心は公衆衛生の基盤づくりにおくべきである。
2. 基盤づくりは可能な限り短期間に、しかも焦点を絞って行うことが必要である。それはアフガニスタンが今でも内戦の火種をかかえているからだ。
3. 薬剤師が関わる支援策として上記の2点を実現させるものは、「必須医薬品の国内生産体制」の立ち上げとWHOが提唱している「国家医薬品政策の策定支援」である。
○ 上記支援策が日本にとって適切な方策であることの根拠
1. わが国の太平洋戦争後における国土復興の基盤は「防疫・衛生環境整備、感染症対策」等の公衆衛生に置かれ、見事に功を奏した。そのノウハウが蓄積している。
2. わが国の製薬技術は世界のトップクラスを保持している。新薬開発では他の先進国に遅れをとったものの、既存の医薬品を高品質、低価格で製造する技術は極めて優れており、品質管理は他国の模範となっている。
3. プラントの立ち上げは、日本の得意分野である。
4. 製薬技術者と公衆衛生管理者を養成するためには、アフガニスタン人をわが国において職業訓練することが有効であろう。現在、わが国では薬剤師の6年制教育が秒読み段階に入り、多数の薬科大学が新設されようとしている。受け入れのキャパシティは十分である。
○ アフガン難民対策薬剤師団第二次派遣調査隊のミッション
1. 必須医薬品自給体制確立と公衆衛生レベルの向上という「復興支援策」を可能にするための環境づくりを行う。
2. 恒常的な支援窓口としての国際ロータリークラブ間の友好関係を確立する。
(本調査隊の主要構成メンバーは薬剤師であるとともにロータリークラブ会員である)
○ DDR班との面談を望む理由
1. 本調査隊のミッションを遂行するためにはすでに開始されている主要事業との密接な連携が欠かせないので、そのための情報交換を行いたい。
2. われわれ薬剤師ロータリアンの復興支援戦略を説明し、助言をいただきたい。
アフガン難民対策薬剤師調査団第二次派遣隊
代表 町田容造
********************************************************************************
そんなに難しいことではないと思うのだが、難しいかも知れない。小生や、武政氏と同じ様な考え方をする人間は余り存在しないらしい。やっぱり難しいのかも知れません。
どなたか御意見がございましたら、メールお願いします。
ちょっと頭のシンが「ボケ気味」ですので、宜しくお願いします。
〈参考〉
Disarmament・・・・・武器放棄
Demobilization・・・・・部隊解除
Reintegration・・・・・社会復帰支援
明日は、D・D・R事業について少し書いてみます。
「断酒」する筈ですので、大丈夫かな?
|